令和６年１２月９日、第24回札幌市立高等学校生徒会リーダー交流会が開催され、本学教員の吉地望教授、宮本知加子准教授、渡邊泰宏准教授が、講師を務めました。

本交流会は、8つの札幌市立高等学校および中等教育学校の各生徒会執行部の交流や研修を通して、リーダーとしての資質向上を目指し、日頃の生徒会活動へ生かすことを主な目的としています。

今年度は、「組織づくりとリーダーシップ～これからの社会で求められるリーダーシップとは～」を全体テーマとして取り組み、各校から79名の生徒の皆さんが参加しました。

本学が担当したプログラムでは、宮本准教授のファシリテーティングによってケーススタディを実施し、「組織とリーダーシップ」を考察するためのグループワークを実施しました。

そしてケーススタディの内容を踏まえ、日頃の生徒会活動での困り事について経営組織論と組織心理学の知見から分析を行い、今後の改善に向けてのアドバイスを実施しました。

午後のプログラムでは、生徒会執行部の主要な活動ごとにグループを分け、各校の活動の取り組み状況や課題について意見交換を実施しました。

最後に、意見交換した内容に基づき、各高校は今後の活動の課題と目標をまとめ、プレゼンテーションを実施し、本学教員から講評を行いました。

本交流会に参加された高校生の皆さんは、他校の生徒さんと円滑にコミュニケーションをとりながらグループワークに取り組んでくださいました。

日頃から生徒会活動に熱心に取り組まれ、各自が活動への課題を感じているからこそ、有意義な時間を共に過ごすことができ、講師としても嬉しく思います。

札幌市立高等学校・中等教育学校の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。