2024年6月25日(火)、ホクレン農業協同組合連合会様との課題解決型の産学連携PBL(Project Based Learning)の最終講義を行いました。
この産学連携PBLは、リーダーシップ開発プログラムの筆頭科目である「リーダーシップ開発演習Ⅰ」(1年次前期必修)の中で実施されています。
本科目は、宮本知加子准教授指導のもと、他者と協働できる人材に必要なリーダーシップの基本的な知識とスキルを身につけることを目的としています。
今回のPBLは、ホクレン農業協同組合連合会様から頂いた『「環(めぐる)玉ねぎ」をたくさん売るためには、どうしたらよいでしょう?』というテーマに対して、解決策を考え提案します。
最終回の今回は、学生からの提案のプレゼンテーションです。
各チームからは、現状の問題点を踏まえ、「環(めぐる)玉ねぎ」をたくさん売るための提案について、様々なアイディアが発表されました。
環(めぐる)玉ねぎが特別栽培であることから、食育や親子給食などに利用してもらうもの、環境配慮のイメージをもっと伝えられるような売り場・包装の提案、親しみを込めた呼び名など、様々な提案がありました。
ホクレン農業協同組合連合会の藤田星様と藤塚弘樹様、島田薫様からは、学生の提案に対してコメントを頂きました。
組織の中にいると思いつかないようなアイディアも見受けられたこと、学生が考えた内容を生産者に伝えたいと言っていただけたことは、学生たちの心にも残ったようです。
学生からは、この1か月間の学びが充実したものであったとともに、提案の根拠となるデータ収集の難しさや、これからより専門知識を学ぶ必要があることなど、今回のPBLを通じて多くの気づきがあったようです。
1年生の前期において、自分たちの考えたことが誰かの心に響く体験、課題を解決するためにグループで協力する体験は、今後の大学生活に活きてくると信じています。
「環(めぐる)玉ねぎ」についての詳細はこちらのページよりご覧ください。
【産学連携PBL】ホクレン農業協同組合連合会×北海道武蔵女子大学① についてはこちら
【産学連携PBL】ホクレン農業協同組合連合会×北海道武蔵女子大学② についてはこちら
【産学連携PBL】ホクレン農業協同組合連合会×北海道武蔵女子大学③ についてはこちら
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