「効率よりも非効率な楽しさ」を学ぶ。第6回北海道経営者塾に学生が参加しました | 北海道武蔵女子大学・短期大学公式サイト 「効率よりも非効率な楽しさ」を学ぶ。第6回北海道経営者塾に学生が参加しました – 北海道武蔵女子大学・短期大学公式サイト
四大

「効率よりも非効率な楽しさ」を学ぶ。第6回北海道経営者塾に学生が参加しました


2025年3月、第6回北海道経営者塾が開催されました。今回は会場として北海道武蔵女子大学の教室をお貸しし、本学の学生2名も参加しました。経営の第一線で活躍されている講師のリアルな話に耳を傾け、経営とは、人を大切にすることから始まる——そんな価値観に触れる貴重な機会となりました。

下請けからの脱却に挑む「非効率の経営」

今回の講師は、沢根スプリング株式会社(静岡県) 沢根伸也会長。主力製品は自動車部品向けのバネ。トヨタやホンダなどの大手メーカーの取引先という立場にありながら、沢根会長は“常識”にとらわれない、提案型の経営を進めてきました。

「効率化」ばかりが重視される現代において、あえて「非効率」に挑む。社員一人ひとりの提案力を活かし、やらされるのではなく“やらせてもらう”喜びを大切にする経営。それが、社員のやりがい、会社の成長、そして社会への貢献にもつながっているというお話に、参加者は深くうなずいていました。

北海道武蔵女子大学の学生も参加し、学びを深めました


今回、北海道武蔵女子大学からは経営学や人間関係に関心のある学生2名が参加しました。座学では得られないリアルな経営の現場の声に触れ、講義後の感想ではそれぞれの視点での学びを語ってくれました。

「効率より非効率な楽しさ」というお話が印象に残りました。アイデアを考える時間が多くなり非効率的になっても、「考える」ということが刺激や自己成長、楽しさに繋がるという考え方が素敵だと感じました(北海道武蔵女子大学 経営学部2年 遠藤帆乃さん)

「腹八分目経営」という考え方に初めて触れ、とても印象に残りました。社員の幸福を中心に据えた経営方針は、人を大切にする経営の本質だと思います。参加者の皆さんも温かく迎えてくださり、安心して学ぶことができました(北海道武蔵女子大学 経営学部 大槻和樺さん)

地域とつながり、実践から学ぶ北海道武蔵女子大学の学び

北海道武蔵女子大学では、「人と社会をつなぐ学び」を大切にしています。学内での学修に加えて、企業や地域との連携による学びの機会を積極的に提供し、学生の「生きた知識」と「社会との接点」を育んでいます。

今回の経営者塾のように、経営者や専門家の話を直接聞く体験は、将来を考える上でも大きなヒントになります。今後も、学生が自分らしいキャリアを築けるよう、地域とつながる教育の場を広げていきます。

次回の北海道経営者塾も、北海道武蔵女子大学の学生にとって貴重な学びの場となることを願っています。実社会とつながりながら、考え、対話し、自分の「答え」を探していく——。そんな北海道武蔵女子大学の学びに、ぜひご注目ください。

「効率よりも非効率な楽しさ」を学ぶ。第6回北海道経営者塾に学生が参加しました
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