
北海道武蔵女子大学では、2024年4月18日(木)、無印良品札幌パルコ店との新たな産学連携プロジェクトがスタートしました。今回のキックオフミーティングでは、株式会社良品計画の皆様をお迎えし、学生たちが地域課題や企業活動をよりリアルに学べる貴重な時間となりました。
「つながる市」をテーマに、地域と大学、企業がつながる
本プロジェクトの中心テーマは、無印良品が全国各地で展開する地域密着型イベント「つながる市」。この取り組みは、地域の生産者・事業者・団体とともに、人と人、人と地域を“つなげる”ことを目的とした無印良品の社会貢献型プロジェクトです。
札幌パルコ店でも地域と密接に関わるさまざまなイベントが開催されており、今回の産学連携では、これらのイベントを通じて、学生たちに実践的な学びの場を提供することを目指しています。
ゲスト講話 無印良品の思いを知る
キックオフミーティング当日は、無印良品を運営する株式会社良品計画より、営業担当の鈴木様とイベント運営担当の池田様をお招きしました。
鈴木様からは、企業の経営理念や道内高校との過去の連携事例をご紹介いただき、同社がどのような姿勢で地域と関わっているのか、丁寧にお話しいただきました。
一方、池田様からは、地域のさまざまな人とのつながりが自身のやりがいや喜びにつながっているという、実体験に基づくエピソードを共有いただき、学生たちも大きくうなずきながら聞き入っていました。
学びを実践につなげる「ボーダレスマルシェ」への協力
今年度は、連携の“試験運用”として、北海道武蔵女子短期大学 経済学科 渡邊専門ゼミナールの学生たちが、実際にイベント運営に携わります。
対象となるイベントは、2024年7月5日(金)~7日(日)に無印良品札幌パルコ店で開催予定の「ボーダレスマルシェ」。このイベントは、障がい者の就労支援に取り組む団体を紹介・支援することを目的としたもので、地域共生を体感できる貴重な場です。
学生たちは、出店者へのインタビュー、ウェブ記事の作成、SNS等を活用した情報発信、来場者の誘導やイベント運営補助など、多彩な業務を経験する予定です。
プロジェクトを通じて、社会と企業を“自分ごと”として捉える力を養います。
今後に向けて──さらなる連携を目指して
北海道武蔵女子大学 経営学部では、こうした地域・企業との連携活動を今後も広げていく予定です。産学官連携を通じて、学生たちにより実践的な学びの機会を提供するとともに、地域社会の課題解決に貢献できる人材の育成を目指しています。
企業の皆様へ──連携パートナー募集中
本学では、地域や企業、行政との連携に積極的に取り組んでいます。
学生とともに新たな価値を生み出す取り組みにご関心のある方は、ぜひご相談ください。
👉 お問い合わせは、お問い合わせフォーム【産学官連携に関すること】からお願いします。
関連リンク
▶ 無印良品 札幌パルコ店「つながる市」のイベント情報は こちら